当協会は、事業用不動産仲介の専門家「コマース・リアルター」の養成と認証を通じて、これからも社会全体の利益の増進に寄与することをめざして活動してまいります。
日本コマース・リアルター協会は、2003年に商店街の活性化支援及び空き店舗対策に関する事業、街づくり及び空き店舗を利用した社会教育など広く公益の増進に寄与することを目的として設立された特定非営利活動法人まちづくりルネッサンスとしてスタートしました。
その後、少子高齢化を初めとして急激に変化していくわが国の社会的ニーズの変化に対応する形で、2014年には日本CR協会へと名称を変更いたしました。
「コマース・リアルター(Commerce Realtor®)」は、「事業用不動産仲介のプロフェショナル」を意味する称号として、とくに「お店の立地の良し悪しが分かる」プロを証明する資格として、外食や小売りなどの店舗オーナー様やテナント様だけでなく、内装、看板、電気設備等の関連業務を手掛けている関係者の皆様からも高く評価いただいてまいりました。
この「コマース・リアルター」は、これまで株式会社テンポアップとの登録商標使用許諾を含むパートナーシップ契約のもとに2015年より養成・認証をして参りましたが、関係者の皆様からの強いニーズ等の社会的要請を受け、2019年からこれまで以上に大きな活動を行う体制を整えることといたしました。
店舗の仲介は、店舗オーナー様、テナント様双方の調整のほか、内装等の周辺業務に関する知識も求められ、とても難しく面倒とされて業界内でも敬遠されがちです。しかしながら、店舗がなければ街に活気も雇用も生まれません。
当会は、この「コマース・リアルター」の養成と認証を受けた、事業用不動産仲介のプロフェショナルを多く輩出していくことが街づくりなど社会全体の利益の増進に寄与すると考え、この資格を広く定着させるためにこれからも努力してまいります。